« 篤姫 第5話 | トップページ | ちりとてちん 105 »

アヒルと鴨のコインロッカー

伊坂幸太郎さんの同名小説の映画化です。

これがもう、びっくりするほどよくて。
数日前にDVDで見たのですが、今だにこの物語世界から抜け出せずに
います。
うまくいえませんが、映画を見終えた直後からずっと静かな感動が
押し寄せてくるというか・・
こういう経験は今までになかったので、自分自身がとまどうほどです。

先に原作を読みました。
原作がこれまたよく出来た話なんですよ。これをどうやって映像化するのか、
不可能だと思いましたが、予想をはるかに越えて、ただただ素晴らしかったです。

きっと、この映画の監督や脚本家の人たちは、原作をとても愛してるんだろうなぁと
思いましたね。
原作を何度も何度も読んだうえで、映画化するにあたり、さらに素晴らしいものを
作ろうとしたんだなっていうのが作品から伝わってきました。

原作の雰囲気やストーリーなどを忠実に再現しつつ、それでも映画では
いくつか原作と異なる点もあります。
色々意見もあると思いますが、私は映画のほうが好きだなぁ。
原作も映画のようだったらよかったのにと思うところが、いくつかありました。

そして、役者のみなさんもすごいんですよ。
キャスティングを知らなかったとき、椎名の役を瑛太さんがするのかな?と
思ってた私です。
でも、実際には瑛太さんは別の役で(ネタバレになるので、伏せておきます)。

椎名役は、濱田岳さん。
最初見たとき、ちょっとイメージ違うなぁと思ったのですが、全然はまってました!
今では原作読むときも、濱田さんが椎名です。

大塚寧々さんもよかったし、何より、松田龍平さん!!
私、松田龍平さんが出てくることも知らなかったので、松田龍平さんが演じる役を
誰がするのか、見ながらドキドキしてたんですよ。
そしたら、松田龍平さんで! 松田さんが演じた役は、松田さん以外の人は
考えられないですね。
正直、あまり好きな俳優さんではないし(ごめんなさい)、いつもおんなじ演技だと
思っていたのですが、そして今回もいつもとおんなじ演技なんですが(すみません)
それがいいんですよ~。

そして、何より瑛太さん!!
むずかしい役どころなのに、演技の幅の広さを見せつけてくれますねー。
最初出てきたときちょっと感じるセリフなどの違和感がのちのちの伏線に
なってるわけで、計算つくされた演技だと思いました。

瑛太さんと松田龍平さんの関係がこれまた素敵。
瑛太さんの服、原作ではなかった設定ですよね。
原作よりも、映画のほうが、短いほんのちょっとしたシーンの間にも
瑛太さんが松田龍平さん演じる役に感じている友情やいろんな思いが
伝わってきて、切なくなりました。

切なくやるせない物語を包むようなボブ・ディランの「風に吹かれて」。
その優しい歌声がまさに神様の声のように、この映画の世界につねに
流れています。

これからもまた何度か見かえしたいと思う作品でした。
DVD、購入しなくっちゃ。



満足度 : (5点満点中5点)

|

« 篤姫 第5話 | トップページ | ちりとてちん 105 »

DVD」カテゴリの記事

コメント

やっぱりいいんだね。  明日辺りとどくんだよ!感想は後程

投稿: はる | 2008年2月 7日 (木) 11時32分

これね、本当によかったよー(TOT)
はるさんの感想も楽しみにしてます!!

投稿: あかね | 2008年2月 7日 (木) 15時28分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 篤姫 第5話 | トップページ | ちりとてちん 105 »